FX業者の儲けの仕組み

FXでレバレッジをかけてトレードができるため、損をして借金を作ることのないようにFX業者の仕組みを理解しておくことが大切です。

日本にある大半のFX業者は店頭取引のシステムを採用しています。これは、証券会社と比較をするとわかりやすいでしょう。

株式では、証券会社は投資家からの注文を受けると、証券取引所に注文を出します。そしてこの手数料を証券会社は主な利益としています。
対して店頭取引をしているFX業者は、スプレッドと投資家がトレードで損をした金額が利益になる仕組みです。

スプレッドは売買の際、売りと買い注文の差額のことです。買い注文で持った通貨は売りの安い価格でしか決済ができません。この金額分はFX業者の利益となります。

さらに、FXには証券取引所のようなものが存在しておらず、実際に通貨を売買することはありません。注文を受けた金額はそのままFX会社にプールされることになります。
投資家が買った通貨を安い価格で決済すると、その差額は投資家に支払う必要がないのでそれはそのままFX業者の利益です。

逆に言うと、投資家が儲ければ儲けるほど損をするということになります。

FXインターバンク市場の仕組み

FXには、証券取引所に当たるものはないと説明しましたが、国境を越えて金融機関の間では膨大な量の通貨が取引されています。

これがインターバンク市場と呼ばれるものです。
インターバンク市場では、為替取引以外にも短期的な資金を銀行間で貸し借りする場合もあり、手形取引も行われています。

インターバンク市場では、金融機関を電話やネットワークで結び直接取引をしています。取引は100万通貨単位で行われ、参加できるのは金融機関に限定されています。
インターバンク市場で通貨を売りたい場合は、同じ通貨を買いたい相手を探して売却しなければいけません。このインターバンク市場の為替価格がFX業者の提示するレートに反映されます。

実はこのインターバンク市場に、投資家から受けた注文を実際に売買するFX業者もあります。

このインターバンク市場に注文を出すのが、NDD(ノット・ディーリング・ディスク)方式です。
NDD方式を採用しているFX業者は、注文をインターバンク市場に出すために、スプレッドが利益になります。NDD方式を提供しているFX業者はレートが変動制で、スプレッドは広めですが、スリッページやリクォート、約定拒否がほぼないのが特徴です。

このような仕組みを知っておくことも、無理なトレードをせずにFXで借金を作らないためには重要なです。

FXインターバンク市場の仕組み

通貨ペアでFX会社を比較

FX会社を比較する際に重要なポイントの一つが、通貨ペアの多さです。

ドル円やユーロ円、ポンド円などメジャーな通貨ペアがない証券会社はないですが、マイナーな通貨ペアを扱っていない業者は多くあります。
そのため、マイナーな通貨ペアもトレードしたいという場合には、口座開設する前にきちんと比較することがおすすめです。口座開設してもトレードしたい通貨ペアがなければ、その通貨ペアを扱っている業者でまた口座開設しなければいけません。そうなってしまうと二度手間になるので、事前にしっかりと比較しましょう。

また、自分が利用したい通貨ペアがあるからと言って、目についた業者を選ぶのはやめましょう

業者によってスプレッドの幅は違うので、比較することでよりスプレッドの幅が小さい業者を探すことができます。
比較するのを忘れてしまった場合でも、口座開設は無料で行えるのでより良い条件の業者を利用することも大切です。FXはお金の流れをつかむことが大切になるため、小さな差であっても積み重ねていくことが重要です。

スプレッドの同じようにわずかな差であっても、少しずつ積み重なっていくことで違ってきます。

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最終更新日:2017/10/10